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ホームレスのための“名刺” から考える個人事業主・フリーランスが選ばれる理由
名刺は命使で絶対受注!
仕事が取れる名刺の専門家の福田剛大です。
先日、ファンドレイジング関連のニュースで、ホームレスや恵まれない人々を支援するためにプラットフォームとして「HAND UP」を立ち上げたという記事を読みました。
そこで、ホームレスの支援を求める方法に“名刺”を取り入れているということでした。
techableから引用
アメリカにおいて支援を募るために名刺を活用するということに、名刺もアメリカで一般的になってきたのかと驚くとともに、名刺には単なる連絡先を伝える以上のツールであることが世界的になってきたのかとも思いました。
いったいどんな名刺なのか気になりますが、現物がわからないので推測ですが、連絡先だけの名刺のかな?と思います。
仕組みとしてHPにアクセスしてもらう形式なのでそれでもいいのかもしれません。
ただ、ホームレスということで定住地を持っていないのでそこがHPになるんですね。
映画「探偵はBARにいる」よろしく、連絡したかったらHPに!って感じですね。
(主人公の「俺」は、行きつけのバー「ケラーオオハタ」の名刺を持ち歩き、依頼人からの連絡は店の黒電話で受けている。携帯電話を持たない主義。からそんな感じかと)
リアルでは名刺を活用して支援を受ける仕組みは素晴らしいですが、「ホームレス」という主語を「個人事業主」「フリーランス」「ブランディングしたい人」などに置き換えるとどうでしょうか?
とたんに、名刺を渡したからといって果たしてHPを見てくれるか?
そもそも、名刺自体に興味を持ってもらえるか?といった悩ましいことにぶち当たります。
ということと、書かれる内容によって支援される人(仕事の依頼が来る人)とそうでない人の差が出るんじゃないかということです。
「個人事業主」「フリーランス」「ブランディングしたい人」が知らず知らずにやってしまっていて、全く意味をなさない名刺というと・・・
・単純に連絡先だけが書かれた名刺
・独創的なデザインの名刺
・形で差をつけようとして極端に小さい、またはデカすぎる名刺
・必要以上にトランスフォームしすぎる名刺
・シンプルを勘違いして、コミュニケーションの手がかりがまったくない名刺
・行っている商売が名刺からイメージも理解もできない名刺
・意味不明な肩書が書かれた名刺
など 挙げればキリがないのですが、「結局あんた何やってるんですか」という問いに明確に答えられているかどうかにかかっています。
そのための肩書であり、プロフィールです。
この2つで、共感・支持・選択・感動・納得など感情が触れて選ばれることになります。
そうなると前出のホームレスの方も、ホームページに書かれている内容によって寄付金?などが変わってくるんじゃないでしょうか?
皆さんは、選ばれる肩書やプロフィール書いてますか?