福田剛大のプロフィール
仕事が取れる名刺の専門家/日本名刺協会理事
福田 剛大(ふくだ たけひろ)
1968年生まれ。岩手県出身。東京都在住。日本大学法学部卒業。
会社員時代に対人恐怖症に悩まされるも、半年に3000人との名刺交換をきっかけに、渡すだけで仕事が取れる絶対受注名刺メソッドを確立。
電通ワンダーマンなどを経て2006年サイ・クリエイション設立。
広告や販促ツール制作を中心に活動。
円滑なコミュニケーションを引き出すデザインと、使命を導き出すコンサルティングに定評がある。
話ベタな営業マンや個人事業主を中心に「ストレスゼロのその場で仕事が取れる名刺作成術」「自分の価値を仕事に活かす営業法」をテーマにした講演・セミナー活動を展開。
「名刺を作ることで自信を取り戻せた」という声が多数寄せられている。
NHK WORLD NEWSLINEや、TBS「マツコの知らない世界」を始め、名刺のスペシャリストとしてTV・ラジオ・新聞・雑誌などマスコミ取材多数。
著書に「24人1人 渡すだけで仕事が取れる絶対受注名刺」(ハギジン出版)
「仕事が取れるすごい名刺交換5つの鉄則」(学研パブリッシング)
起業家・個人事業主のための 絶対に選ばれる! 「ビジネス・プロフィール」のつくり方(同文舘出版)がある。
仕事が取れる名刺の専門家に行き着いた経緯 |
いまから数年ほど前、私は人とまともに話すことができませんでした。
転職して、部署の責任者として立ち上げから数年経ち、
これからもっと大きくしていかなければいけない時期と、
家族が増えて責任をヒシヒシと感じてたときだったでしょうか。
部署の存在証明を社内で示すこと、
部下の教育と自分自身のクリエイターとして今後の方向性など、
今思うと絶対成功しなければいけないという気持ちでいっぱいでした。
最初は幹部会など、重要な会議で何か意見を求められた場合に、
唇が震え、ドモりが起こり「あれ、何か変だな」程度だったのですが、
その後きまって、震えやドモリが起こり、さらに手に大量の汗が吹き出す、
変な寒気がするなど激しい緊張に悩まされました。
そういった緊張が普段の仕事の場面でも起こるようになると、
簡単なミーティングでも意見を言えない。ましてやプレゼンもだめ。
挙句、家に帰っても夫婦の間でちゃんとした会話ができなくなっていました。
そのとき私は、こう思いました。
「こんな俺、生きている価値なんかない」
朝起きて、電車に乗るのがつらい。
会社にいても誰も話しかけてこないでくれ。
すべて投げ出して家に帰りたいと、
そのときは、何もかもが閉ざされた感じでいっぱいでした。
そして、原因不明の頭痛や吐き気により薬が手放せなくなり、
パソコンの画面が見れないほどの眼精疲労や肩こりにより仕事もますますできなくなりました。
その結果、体調不良で病院に通う日が増え、
薬を飲んでだましだまし行っていた会社も早退しがちになりました。
しばらくそのような状態が続いた時に、
子供の寝顔をみていて「オレは一生こんな生活を送るんだろうか」
「こんな薬を飲みながらの生活は不自然ではないのか?」と思いました。
そしてゆっくりでもいいから「自分を生かせる場所を探そう」
「人と小学生の時のように打ち解けた会話をしたい」と考え、
人前できちんと言葉を伝えられるように心理学を応用した話し方教室に通いました。
その教室で10人程度の少人数でしたが、
人前に出ることを考えただけで、心臓がバクバク。
大量の手の汗。唇が震えたり、変な寒気が嵐のようにしました。
しかし、そのような状態を自分で判断して、
この前よりも、どの程度好転しているかを感じることで、
2ヶ月でそのような症状は消えてなくなりました。
その改善に有効だったのは「自分は○○だから△△しなければいけない」という、
絶対的思考パターンを追い払ったことです。
「自分は責任者だから必ず部署を大きくしなければいけない」
「管理職だから部下をきちんと指導しなければいけない」
「自分はクリエイターだから斬新なアイディアを絶対提案しなければいけない」
こういった思い込みを捨てたことで、
「ありままの自分でいいんだ」という意識を手に入れたのです。
こういった「自分は○○だから△△しなければいけない」といった思考は、
自分自身で作り出した障壁にすぎません。
その障壁がなくなることで自分を出せるようになったのです。
その結果、恐れることなく何人でも目を合わせることができるようになり、
人前で時間を気にせず話せるようになりました。
それから、アドリブもできるようになったし、
初対面の人と会ってもあがらなくなりました。
最近では、福田さんの話はおもしろくてわかりやすいとお客さまから感謝されるようになりました。
以前、人と話すことができない状態があったからこそ、
人と話すことのすばらしさを日々体感しています。
人との距離が縮まり、楽しい話ができる機会が増えるほど人生が豊かになるとさえ最近は思います。
そんな楽しい思いを初対面で実現できるとしたらどんなにすばらしいことでしょう。
そこで、私は考えました。
初対面でも一気に距離を縮められ、まるで生涯の友人にでもめぐり合えるような方法はないのかと。
それが、名刺だったのです。
えっ?名刺。。。
そうなんです。
名刺こそ初対面の方に渡すことのできる最大最強のツールです。
私の名刺には包み隠さず、私の情報と私があなたにとってできること(メリット)が記載されています。
また、あなたの興味を引くためにちょっとしたアイディアを盛り込んで、
あなたの心が少しでも楽しくなるように工夫をしています。
言い換えると、名刺の形をしている「自分プロフィール紹介ツール」になります。
自分のプロフィールが一目瞭然なので、相手も心を開きやすくなります。
また、名刺の中には自分が話せる内容が盛り込まれているので、
相手から質問をされてもあがらずに話すことができます。
この、自分の情報満載の「絶対受注名刺」で、
以前の僕のよう話ベタな人でも、その場で仕事が決まったり、
新しい出会いを得て、その瞬間からまったく違った人生を歩き始める人。
そんな人を一人でも多く生み出したい!このような想いからこのような名刺を作り始めたのです。
私の名刺で、話ベタの人が「素敵な人生を歩き始めることができる」そんなお手伝いができれば幸いです。
ありがとうございます。